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記憶の中の住まいプロジェクト

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春らしいお天気が続いていますね!

こんにちは。久しぶりの投稿になる大友教恵です。

 

先日、私が参加している「記憶の中の住まい」プロジェクトの贈呈式がありました。

このプロジェクトは、宮城県建築士会女性支部が中心となって行っている

東日本大震災で被災された方の住まいの間取り図を再現する活動です。

 

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今年度は、仙台荒浜の2棟、山元の2棟及び仙台岡田の1棟、計5棟の製作をしました。

製作の流れは、おおよそ下記の通りです。

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2回目:作成した間取りとききとりの内容を確認してもらいます。

3回目:贈呈式

色付した間取りとききとりを綴じたものをお渡しします。

 

 

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新聞やテレビなどで活動が紹介され、希望されている方々に待っていただいている状態です。

線から、形になり、色を載せて、当時のイメージに近づけた図面は、

お客様に大変感動していただきました。

『 あとは自分たちで書き加えていくから。 』 

ここで終わり、ではなく、ここから思い出を書き加える。

その言葉に、私もうれしくなりました。

私は 仙台市若林区 にある 荒浜地区 を中心に参加しているのですが、

宮城県全域対応している活動です。

自宅が被災した方から 記憶に残っている 住まい のことを聞き取りし、それを図面上に書き起こしていく。

決して簡単なことではなく、震災が起きて5年、思い出すまでにたくさんの時間を必要とする方もおります。

思い出話をしながら、少しずつ思い出していく姿は、まるで当時のご自宅に戻っているようです。

 

もしご親戚やおともだち、お近くの方で作成してみたいな、と思った方は、

宮城県建築士会 022-298-8037 へお問い合わせください。

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